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続・機械式時計を放置プレイ、いったいどうなるの?

約1年、作動させずに放置されていた機械式時計の続きです。

委託販売ってオークション出品と比べると楽なんですが(テラ銭の割合はかなり高いけど)、店頭販売時に見込み客が”作動チェック”の際に正しく操作してくれるのか・・・正直不安です。

特にDay/Date付きの時計の場合、操作禁止時間帯にカレンダー操作されない保証はありません。
絶対に壊れないCal.5216ならともかく、壊れやすい揺動レバー付きの56系で不用意な操作されたらアウトです。

カレンダー無しの手巻きモデルで無理な巻き上げしたらゼンマイ切れますし・・・Cal.45系モデルで無理な巻き上げされてゼンマイ切られると香箱そのものが割れてしまいます(そうなるとジャンク時計決定!)

機械式オールドに慣れていない人(日本人・外国人に限らず)に触れるのは正直怖い。
これが高額な時計だったら店員も気をつけるのでしょうが、国産オールドはお安いので扱いも雑。

巻き上げきって不動になった56LM、ゼンマイを少し緩めたら作動し始めました・・・30時間以上、問題なく無事に作動しています。
グラファーにかけてみるとビートエラーゼロで表示されるラインもまっすぐ、日差ゼロです。調整は全く不要!

A6403461.jpg

再分解は不要でした。自動巻き機構を組み込んでからケースに入れることとします。
ワンピースケースって面倒だよなあ。

A6403464.jpg

写真は針付けした後です。このあとテンションリング入りのプラ風防を組み込みます。

同じ時期に委託販売店に送っていたCrown Specialと52LMの歩度をグラファーでチェック。
5振動のCrown Specialは問題無しでしたが、52LMは日差-60秒でした。
なんで?8振動はセンシティブなのでしょうか・・・ちょこっとだけ修正して装着日差を少しプラスになるように調整します。

50年前に製造された実用機械式時計なのに、素人が組み直しただけでこれだけの精度ってのも工業製品としてアレなんですが・・・

スマホなしで生きていけない現在、腕時計の精度って日差±60秒でも何ら問題ないと実感しています。

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